DIT恐竜研究室

小学生ブロガー、DIT井上の日常と恐竜についてのブログです

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DIT恐竜研究室へようこそ!

こんにちは! 又は初めまして! DIT井上と申します!

DIT恐竜研究室へようこそ。

このブログは恐竜に関しての情報ブログです。

が、最近は雑記が中心になってきておりますw

もはや、これは雑記ブログという方が正しいのかと思いますが、まあ……。

で、このブログでは他にはてなスマホ写真部」にて写真を投稿することもしています。

日記も書きますし、僕は阪神ファンなのでたまにプロ野球に関して書くこともあります。

はてなブログでは他に、サブブログとして「知を求めるBlog」も運営中です!

tiwomotomeru.hatenablog.com

さらに、はてなKADOKAWAが運営する小説投稿サイト、カクヨムで小説も書いてます。

kakuyomu.jp

吹き出しではこんなんが登場します。

DIT井上です!

です。苗字は不明です(?)

トリケラトプス代表、ケラトです。

どっちかって言えばサブブログに出る、かわいいカワイイ天才フクロウのフウリです(笑)

まあ、そんな感じでにぎやかにやってます!

小説やって、時間制限までついてるんで、結構訪問頻度は多いとは言えないんですけど、コミュニケーションが大好きな中学一年生です!友達歓迎!

というわけで、みんなで楽しいブログライフを送りましょう!

それでは、みなさんごゆっくり!

 

【祝:北陸新幹線延伸】博物館に行く前に、福井の恐竜について勉強を【後】

 こんにちは! DIT井上です!

 さて、今日は北陸新幹線延伸記念、世界三大恐竜博物館の一つである、福井県立恐竜博物館へのアクセスも増えるであろうことを見越し、福井県産の恐竜についての解説記事の第二回となります。

 それではどうぞ。

 

 

■今日の記事は・・・■
福井県産の恐竜紹介第二弾です。

福井県で発見された恐竜たち

 前回の記事はこちら☟

ditinoue.hateblo.jp

 福井県で発掘された新種の恐竜は、発見順からこのようになっています☟

  • フクイラプトル(獣脚類メガラプトル類)
  • フクイサウルス(鳥脚類イグアノドン類)
  • フクイベナトル(獣脚類コエルロサウルス類
  • フクイティタン(竜脚形類ティタノサウルス形類)
  • コシサウルス(鳥脚類イグアノドン類)
  • ティラノミムス(獣脚類オルニトミモサウルス類デイノケイルス科)

 前回は、前半三種類を紹介しました。

 今回は、後半三種類と、新種ではない、あるいはまだ名前はついていない化石や、恐竜以外の化石についても紹介していきたいと思います。

フクイティタン

 まず最初はフクイティタン。名前の意味は「福井の巨人」で、ティタンはギリシャ神話の巨人族のことを表しています。

 その名の通り、首の長ーい、竜脚形類と呼ばれる恐竜で、福井県の恐竜ではとびぬけて大きな種類。

 全長約十メートルほどで、まだ骨格の一部しか見つかってはいないのですが、骨の特徴がほかの種類とは違うということで、新種の恐竜として命名されました。

 十メートルもあるのですが、意外とこれは小さいほうでして、兵庫県から発掘されたタンバティタニスという同じ種類の恐竜は十五メートルですし、大きいものでは四十メートル近くあるものもあり……ゾッとしますよね。

福井駅前のフクイティタン

コシサウルス

 フクイ○○○○が続いてからのこの名前ですが、一応福井産の恐竜。

 前編で紹介したフクイサウルスと同じ種族なのですが、別の恐竜です。イグアノドンの仲間ですね。

 名前の由来は、「越の国のトカゲ」です。越前越中越後とか、北陸の県を言ったりしますが、その、北陸地方の昔の名前、「越(こし)」です。コシヒカリのコシです。

 発見されている化石は三メートルほどの子供の化石だと考えられており、大人は五メートルほどあったのではないかと考えられています。

 顎の特徴から、フクイサウルスよりは進化が進んでいる恐竜だと分かっていますが、発見されている化石が少ないこともあり、まだまだ謎も多い恐竜です。

 ですが、この化石は、東アジアにイグアノドンの仲間が広がっていたことを示す貴重な資料なんですね。

 そのせいか、画像もあまりありませんでしたね……。気になる方は調べてみてください。あまり、外見はフクイサウルスと変わりませんがね。

ティラノミムス

 新種です。

 この記事で詳しく解説しています☟

ditinoue.hateblo.jp

 ざっとまとめると、千九百八十年代に発見されていた、オルニトミムス類の恐竜の化石が研究され、今回命名されたんですね。

 名前の由来は「ティラノサウルスもどき」です。

 パッと見全然違うんですが、最初はそう研究されていたんです。

その他の恐竜化石

 ここまで列挙してきた恐竜たちが発見されている、化石がたくさん眠っている地層(専門用語では、ボーンベッドと言ったりします)である福井県勝山市手取層群北谷層からは他にも恐竜化石が見つかっています。

 前々回に書いたスピノサウルス類の化石や、鎧竜であるノドサウルス類の化石です。

ditinoue.hateblo.jp

 また、様々な恐竜の足跡の化石もたくさん残っているんですよ。

 そのほかにも、ワニやカメ、哺乳類、魚の化石が発見されています。

 あとは、実質恐竜である鳥の化石。福井県では、恐竜から枝分かれしてすぐの原始的な鳥類、フクイプテリクス・プリマが発見されているんですね。こちらも命名は二千十九年で、結構最近なんです。

 ちなみに、プリマというのはプリマの香薫ではなく、原始的な、という意味です。

ここ、笑うとこやで。

化石発掘体験へ行ってみよう

 福井県立恐竜博物館からは、「野外恐竜博物館」といって、化石発掘に連れて行ってくれるツアーがあります。

 申し込んで、バスに乗って、発掘現場のすぐそこまで行って体験をするんですね。

 少なくとも僕が行った二千十九年ごろは、バスの中ではガイドさんが恐竜についての解説やクイズをやってくれていましたし、様々な化石が発掘された現場である地層のすぐそこまで行くこともできます。足跡の化石も見ることが出来ますしね。

 そして、その近くでハンマーを手に取り石割です。

 結構色んな化石が見つかるので、ぜひ行ってみてください。実際に、日本の恐竜研究は、アマチュアや、化石発掘体験に支えられていることも多く、発掘体験でたまたま見つけた化石が実は大発見……ってことも冗談ではなく、あったりするんです。

 機会があれば、ぜひそちらにも足を運んでみてください。

 化石が見つからなくても、安心してください。

 化石と、認定証がもらえます。

 化石が見つからなくても、「その石に化石が入っているかもしれない」という可能性を切り捨てることが出来たということなので、あなたはしっかり貢献しているんです。なので、いい思い出として持って帰ってくださいね。

 次の大発見は、あなたです。

さいごに

 というわけで、前回と今回の二回、福井の恐竜についての勉強会を開催してまいりました。

 少しは皆さん、福井県の恐竜についての知識が深まりましたでしょうか?

 福井県立恐竜博物館では、福井県産のものだけではなく、ニッポノサウルスという恐竜やアルバロフォサウルスという恐竜など、それ以外の日本の恐竜も所蔵していますし、もちろんそれ以外にも膨大なコレクションがあるので、期待していってもらって全然大丈夫ですよ。

 そして、発掘体験にもぜひ足を運んでみてください。

  この石に大発見が入っているかも、というワクワクは、何歳になってもやめられませんよ。

 というわけで、それでは今日はこの辺で! 次回もよろしくお願いします! 最後まで読んでくださりありがとうございました!