気候と恐竜2の恐竜解説その2です。
フクイラプトルを紹介しました。
続いて紹介するのは、コエロフィシスとプラテオサウルスです。
コエロフィシスは、首が長くスリムな体型の
初期の肉食恐竜(獣脚類)です。
当時としては、かなり強いハンターでした。
ただ、三畳紀には、クロロタルシ類のファソラスクスや
サウロスクス、ポストスクスなどの肉食爬虫類が
栄華をほこっていたので、簡単に恐竜の繁栄が
つかめたわけでは、ありませんでした。それが、
逆転したのが三畳紀末の大絶滅。
この時代、砂漠化が進んだのでクロロタルシ類や
単弓類は、食べ物を多く必要とし、尿などで水分の排出量が
多かったので水分や食べ物が足りずに絶滅。
でも、恐竜は、少ない食料や水分で生きてゆくことが
できたので生き延びたのです。実際、
生き延びたのです。
プラテオサウルスは、当時としては、大きな竜脚形類で
広範囲に生息していました。ディプロドクス等
竜脚類の祖先とも思われましたが現在は、否定されています。
腸などの消化器官は、そこまで発達していなかったと思われます。
普段は、4本足で歩いていましたが、走るときは、
2本足で歩いていたとされます。
こちらの恐竜もコエロフィシス同様、大絶滅を乗り越えて
プラテオサウルス自体は、絶滅しましたがジュラ紀まで、
命をつなぐことに成功したのです。