DIT恐竜研究室

小学生ブロガー、DIT井上の日常と恐竜についてのブログです

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【小学生の運動会】十月六日を綴る

ここでは告知していなかったが、今日は待ちに待った運動会であった。

学級閉鎖のおかげでかなり短い期間になった練習の時間。リレーは四回、応援合戦は五年との合同のもので三、四回ほど。綱引きはたったの二回であった。

いや、みじかっ!

しかも、何やら僕がひそかに思いを寄せているもう一人の副会長に、閉会式の挨拶を丸投げされてしまい、アワアワする毎日。

それでも、僕らはやった。

 

運動会始まって、開会式が終わる。選手宣誓で僕は旗持ち役だった。ここは、まあ大丈夫。

そこから、赤組の応援へ回った。

 

最初の種目、五・六年綱引きはあっという間に回ってくる。体型は完璧だ。

この綱引きは二組がペアになってもう二組と戦い、全ての組とペアになる。そして、その中で一番勝った組が一位ということだ。分かりにくいけど。

一回戦目は赤・白連合軍VS黄・青連合軍。我々が快勝した。二戦目は、赤・青VS白・黄。ここでは、黒星。

そして、三戦目。赤・黄VS白・青。大接戦だった。中々綱が動かない。20秒以上過ぎた後、綱引きの神は相手へ味方し、あっという間に引きずられてしまった。みんな、ズッコケてた。

 

次の応援合戦の前のダンスを見る。

幼稚園のダンス可愛かった。そして、校長と教頭がポリ袋で作った衣装を着て必死に踊っているのがただおかしかった。

一・二年も可愛かった。曲はジャンボリミッキーだ。

三・四年は恐らく僕よりもできていた。曲は三代目 j soul brothersKICK&SLIDEだった。

 

そして我々の応援合戦。赤組はトップバッター。保護者のことは興味がない。仲間たちのために、僕は全力を出した。阪神風の応援に、Adoの新時代を踊る。新時代でミスったのがかなり痛かった。くそーっ! でも、やり切った。大丈夫、我々は無敵……のはずだ。

他の組も面白かった。結果を先に言うと、赤組はアイデア賞に収まった。

 

そして、リレー。赤組はこれまでずっと一位だった。今は三位で、二位の青に勝ち、順位を上げるためにも、ここで一位にならなければならなかった。

一番走者が最初に“全員でフライングした”後、走り出す。赤は一位を保っていた。

今年は僕は毎回のように他の走者を一位のまま突き放していたから、今回もそのつもりだった。

が。僕の前の女の子が、よりによって青に抜かれてしまった。別にその子を責めているわけじゃないが、その分僕の責任感が重くなった。全力疾走で青に追いつき、わずかにリードしたが、及ばなかった。次の走者が力負けして、アンカーもついに青に追いつけなかった。単純に悔しい。これが小学生としてのラストランだったからだ。

 

玉入れが終わり、閉会式。丸投げされた挨拶をすることになった。

僕はリレーで挨拶がぶっ飛んでしまい、ヤバいなと思ったが、どうにか思い出し、噛まずに言うことができた。ヨカッタヨカッタ。親に盗撮されたのは腹が立ったが。

 

そして、運動会は終わり、みんなで写真撮影。六年として、小学生最後の行事が一つ終わった。楽しかったなぁ。児童会としてもこれが最後の大きな行事。

不思議と終わっちゃった感は無い。また来年もあるのではないか、と。

 

そして、家に帰って、みんなで修学旅行のお菓子を駄菓子屋に買いに行った。修学旅行もちょうど来週の今日か。早い早い。

 

このメンバーも今年が終わりだと考えると寂しくなる。でも、考えてもあまり実感がなくもある。それが、最後の年というものなのだろうか。

自転車で、我が家へ向けて風を切る。今、この瞬間も人生で一度だけだ。

時間は、Uターンをすることが、出来ないのだから。