DIT恐竜研究室

小学生ブロガー、DIT井上の日常と恐竜についてのブログです

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体の仕組み1の解説 その2

きょう2回目の更新です。さて、今日1回目で解説した、

恐竜大事典2の項目、体の仕組み1の左ページの解説をしました。

今回は、体の仕組み1の右ページの解説をしようと思います。

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体の仕組み1の右ページの一部

こちらは、竜脚類の体の仕組みについて解説しています。

竜脚類は、首と尾が長いグループで、ディプロドクスや

カマラサウルスなどがこの仲間です。

これらの恐竜は、体がとてつもなくデカくてデカくてデカい恐竜。

なので、それなりの、体の仕組みが必要なわけです。

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カマラサウルスの絵

竜脚類の体の仕組みその1。頭の作り。

竜脚類は、頭が小さくそして軽い。

また、作りは、単純で、歯は、あるには、

ありますが、葉は、丸のみです。

そのおかげで、首を伸ばすことができたのです。

下の写真は、25mのディプロドクスと

9mのトリケラトプスの頭を同じ比率で比べたもの。

明らかに、ディプロの頭が小さいとわかるでしょう。

また、骨にも空洞があり、軽量化を目指しているのがわかります。

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頭骨の大きさ比べ

2つ目。肺についてです。人間は、肺で、

新鮮な空気と汚い空気が混じってしまいます。

でも、竜盤類の恐竜は、気のうという袋があり、

そこに空気をためながら、1方向に呼吸できたので、

効率のいい呼吸ができました。

3つ目。胃についてです。巨体を維持するには、

当然、たくさんの食べ物がいります。

丸のみした葉を大きな胃で消化することで、

巨体を維持できたのです。

じゃあ、実際に、体は、どれだけ軽くなっているのか。

検証として、中型の竜脚形類、プラテオサウルスの

体の各部分の重さを調べた研究があります。

それによると、コチラ!!骨などは、だいぶ軽量化されていて、

胃や腸などの消化器官が大部分を占めています。

それだけ、軽量化に成功していたということなんですね。

次のも、早速、書いていきます。楽しみに待っていてください。

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プラテオサウルスの体の各部分の重さの表