体の仕組み2 の恐竜解説2回目です。
1回目は、左ページの内臓について解説しました。
今日は、右ページの筋肉、脳について解説したいと思います。
まず、筋肉です。筋肉は、対になって必要かしたり、
弛緩したりして、体を動かします。ティラノの巨体を
動かすには、どれほどの筋肉が必要か想像したら
すぐわかると思います。首と尾の筋肉は、特に強く
そのわけは、重い頭骨を支え、体のバランスをとるためです。
一番小さな筋肉は、前脚にある上腕二頭筋で
200㎏のものを持ち上げられたでしょう。これは、
およそ、人間の大人3人分ほどの重さです。
次は、脳についてです。脳は、大きな頭骨の奥のほうに
入っていて、意外に大きなものでした。大きく、
7つの部屋に分かれていて、そのほとんどは、
感覚器で、嗅覚、視覚、聴覚などのハンターに必要なものを
兼ね備えていました。なお、下の図は、分かりやすいように、
部位ごとに色分けされています。