中国に雲南省というところがあります。
ここでは、ジュラ紀前期の恐竜がたくさん発見される
場所として、有名です。ここで、竜脚形類の
ルーフェンゴサウルスやユンナノサウルスといった、恐竜が
発見されています。リンクは、Wikipediaより。
元々、ここは浅い海で、ジュラ紀には、湿った緑豊かな土地で、
多くの生き物が暮らしていました。
そんな、雲南省で驚きの発見がありました。
ここで、とある恐竜の幼体の化石が発見されたのですが
その分類が既知のどの分類にも属さないというのです。
ルーフェンゴサウルスが見つかったジュラ紀前期の地層で
全長1.7mとのことです。「この恐竜は、早期発育段階にあり、
3歳程度。主な食料は、ワラビと松柏類。同標本は、
大足竜類に属すがその他のものと比べると基本的であり、
その他の竜脚形亜目恐竜の幼体と進化の関係は、比較的遠い」
と述べています。研究は、学術誌「地質学報」に
掲載されました。研究は、これからも進められますが
もしかしたら新種の恐竜かもしれませんね。