前回書いた「体の仕組み2」の解説です。
まずは、左ページ。内臓についてです。
紹介したようなものです。
まず、心臓。心臓は、人間と同じように
4つの部屋に分かれていたと考えられていて、
ここから、体中に血液を送っていたのです。
2つ目は、肺です。ここでティラノサウルスは、呼吸をしていて、
肺の横には、気のうがあります。気のう等については、
体の仕組み1の解説 その2に書いてあります。
最後は、消化器官です。食べた食べ物は、
まず、胃に送られます。ここで、骨まで溶かしていた
強力な酸性の胃酸でドロドロになって、腸に送られました。
腸では、様々な栄養分が吸収され、血管に送られます。
骨盤の恥骨が前を向いているので、植物食恐竜より、
どれだけ、腸が短いかが分かるはずです。
肉食のほうが植物食より短いのは、肉のほうが
植物に比べ消化するのに手間がかからないためです。
また、フンに、小骨がたくさん含まれていたため、
食べたものは、短時間で消化器官を通り過ぎた
と思われました。