DIT恐竜研究室

小学生ブロガー、DIT井上の日常と恐竜についてのブログです

MENU

恐竜研究の歴史2 恐竜解説

木曜日、恐竜研究の歴史2を書きました。

そこに登場した関連する恐竜は、アパトサウルス

ギラフティタンでした。今日は、この2種を解説しようと思います。

アパトサウルスは、一時期、ブロントサウルスと言われていた恐竜です。

ブロントサウルスは、1879年に発表されました。しか~し!

実際は、1877年に名前がついたアパトサウルスと同種だったのです。

骨格は、まさかの、アパトサウルスの骨格に、カマラサウルス

頭骨を取り付けた感じだったのです!おいおい大丈夫?、

と思ったら、今度は、やっぱり、ブロントサウルスは、

アパトサウルスと別種だ!、という説が発表され、ブロントサウルスは、

崖っぷちから返り咲くか、それとも、そのまま落っこちるかという

危機でありチャンスです。アパトはというとディプロドクスの仲間で、

ジュラ紀アメリカに生息していました。デカいやつです。

f:id:ditinoue:20210612124844j:plain

アパトサウルス&ギラフティタン

ギラフティタンは、ブロントサウルスが同種になるかという中にいるのとは、

逆にブラキオサウルスから離れていった恐竜です。ブラキオサウルスは、

これまで、アメリカとタンザニアで見つかった恐竜でしたが、

タンザニアの個体がブラキオサウルスとは、別種と判明。

キリンの巨人という意味のギラフティタン(別名、ジラフティタン)と

名づけられたのです。ほぼほぼ、そんなに違いがあるわけじゃあないですが。

ドイツのベルリン自然史博物館の骨格は、迫力満点です。

f:id:ditinoue:20210612124929j:plain

ベルリン自然史博物館のギラフティタンの骨格