こんばんは! DIT井上です!
さぁてと、恐竜博2023大阪、化石ハンター展大阪の両特別展が終わってしまってからもうすぐ一カ月となります。
恐竜博は前回あったのが2019年(この時は上野へ足を運びました)なので、この周期で行けば次は2027年。
長い。
もう耐えられそうにありませんね……。
ですが、国立科学博物館では良く特別展やっているので、またすぐになにかのイベントがあることでしょう。
待ちきれませんけどね!
さて、それでは今日の記事を書いていきます!
図録がまだ手に入れられます
さて、終わってしまった恐竜博2023ですが、なんと!
図録が朝日新聞モールで販売されています!
特別展「恐竜博2023」 | 朝日新聞モール (asahi.com)
在庫が無くなり次第終了なので、ぜひお早めにお買い求めいただきたいところです。
朝日新聞が協賛なので全くもう、良くやってくれたよ、と言いたいところですね。
化石ハンター展はネットでの販売などの情報は見当たりませんが、まだ名古屋での開催が残っているので、図録を手に入れるチャンスはあり!
図録は絶対に買った方がいい理由
ところで、なんで図録にこだわるの?
無駄に高いだけじゃん。
もうすでに展示を見たんならそれでいいっしょ?
え、そんなに否定的?
うーんみなさん図録の良さを分かっていないようですね。
恐竜博……というか、国立科学博物館の化石にまつわる特別展の時には、図録は絶対に買った方がいい!
なぜなのか、今から紹介します。
①展示を振り返ることが出来る
図録を買うと、やっぱりその時の思い出の記録になりますよね。
こんな展示あったなーとか、こんなのいったなーとか。
化石を見れば、色んなことを懐かしむことが出来ます。会場の雰囲気は残念ながら味わえませんが……。
また、行ってすぐに図録を読んで振り返りをすることもできますよね。
ですが、これは考えたらだれでも思い浮かぶメリットですよね。
みなさん、図録はもっと充実してるんです!
②展示品の詳しい説明や、会場では得られない情報がある
これ!
ものすごいクオリティが高い。
上の方のリンクを見れば、恐竜博2023のグッズのうちのいくらかのページを見ることが出来ますが……クオリティすごいでしょ。
展示してある恐竜の詳しい解説はもちろん、古生物学者の見解や化石の細かい部分の解説などなど。会場には書かれていなかったところまで深く掘り下げてあります。
さらに、今回の恐竜博2023の図録では、日本の有名発掘地、福井県と兵庫県の地層の紹介もありますし、古生物学者・千葉謙太郎さんの「トロント大学留学記」や、古生物学を学ぶ大学生のインタビューなんかもあります。
恐竜博士を目指すお子様にはピッタリ! 参考になること間違いなしです。
③恐竜研究の「いま」を見つめることが出来る
これ!
恐竜博と言うのは、恐竜研究の「一番新しいこと」を目にすることが出来るところなんです!
今回で言えば、鎧竜ズールのこと、南半球の王者マイプのこと、そして大量絶滅のこと。
特に、大量絶滅の研究は前回2019年の恐竜博でも取り上げられていました。
絶滅の話題はものすごく興味深いテーマなので、毎回のように取り上げられているんですね。
そんな最新研究が濃縮されているのが図録なんです。
行ってない人でも、図録を読めば恐竜研究の「いま」が全てわかってしまう!
これは大いなる魅力だと思います。
売っている恐竜図鑑はもちろんすごいのですが、マニアには図録はものすごく貴重なものなんです。僕は恐竜博2019の図録も持っているんですが、カムイサウルスの発見やデノケイルスの研究があります。2019年時点の羽毛恐竜の研究や絶滅の見解などを見ると、恐竜研究が今、四年でいかに進んでいるのかというのを見つめることが出来ます。
これがなんと面白いことか。
現地に行かずとも、図録買え!
今言いたいことの全てです☝
さいごに
というわけで、今日は恐竜博の図録についてでした。
この先どれくらいあるのか知りませんが、かはくの図録はとにかくすごいです。
何か特別展があった折にはぜひお買い求めいただきたいところです。今回は古生物学についてでしたが、国立科学博物館でやっているのは古生物学だけではないので、現生生物の特別展や物理、化学の特別展でもきっと図録は充実していると思います。
国立科学博物館は、とにかくすごいんです!!
恐竜博2023の図録は今でも販売していますが、いつ無くなるか分からないのでお早めにお買い求めください!
では、それでは今日はこの辺で! 次回もよろしくお願いします! 最後まで読んでくださりありがとうございました!