こんばんは! DIT井上です! さて、今回は今週のお題「最近読んでるもの」について。久々のお題でございます。
僕は知っての通り、小説を書いているので、かなりの読書家と自負しています。
そこで、ここで「最近読んでるもの」について僕のおすすめを紹介いたします。それでは、どうぞ!
汝、星のごとく
まず一つ目は、凪良ゆうの「汝、星のごとく」です。
二回前の直木賞候補で、自身二度目の本屋大賞に輝いた一作であります。もちろん、これはうちにあります。本屋大賞の本は買うと決めてるので。
この作品は、とにかくLOVEなんですよね。最初から最後まで、エンタメ小説ながらも純文学のように、二人の人間関係を通じてひたすら愛を考える、みたいな。
その中で、様々な人間関係が絡んでくるのですが、それも愛の要素の一つなんです。
この小説自体が「愛」を象徴する本なんですね、もう。
ストーリー自体もすごい感動する作品で、小さな島から始まり、社会に出るにつれだんだん離れていく二人の男女の関係……ラストは、涙腺緩い人は注意!
他の凪良ゆうの作品もすごくて、前回の本屋大賞受賞作「流浪の月」はもちろん、他の作品もすごい感動的で、深いストーリーの作品ばかりなので、凪良ゆう、めっちゃ推します!
個人的な、本屋大賞受賞作以外のおすすめ作品は「滅びの前のシャングリラ」です!
極楽征夷大将軍
今回の直木賞受賞作。
もう一作はそこまで面白くは無かったんですけど……正直。ただ、こっちの極楽征夷大将軍はめちゃめちゃ面白かったですよ。
この作品は、室町時代初期を描く時代小説です。
足利尊氏は様々な描かれ方をしている初代将軍ですが、そんな尊氏を弟の直義と、執事の高師直が見つめています。
この作品の特徴は、テンポの良さでしょうかね。やっぱり。
本当に、ストーリー構成もいいので、どんどんと尊氏が切り開く乱世に引き込まれます。
ここで描かれる尊氏の性格も本当に面白くて、読み始めたらもう止まらなくなりました!
あなたもぜひ室町の世に引き込まれてみてください。
墨のゆらめき
賞を取って有名になって、僕が読んだ作品以外では一番ハマりました。
三浦しをんの作品。
これは、ホテルマンが書道家の営む「代筆屋」の文面を考える係になってしまうという作品なのですが、ザ・コメディのような設定と表現。
全く性格の違う二人の男が様々なことを言いながら代筆屋を営むのには本当に驚かされますが、本当に面白い。
ポンポンと、一気読みしてしまいますしね。
最後の方は本当にどんな結末が待っているのか、ワクワクしながら状況を見守ることが出来ます。
みなさんも、三浦しをん、ぜひ。
タクシードライバーぐるぐる日記
このシリーズ、すごい。
うちが日本経済新聞を取っているので、僕も日ごろ読んでいるのですが、それによく出ていたんです。
今回、ついに「タクシードライバーぐるぐる日記」を読んでみました。
めっさ面白い。
マジで。
すべて、ドライバーさんの実体験なので、余計興味深いですよね。様々なお客を相手にする商売の難しさがほとんどですが、その中に一抹のやりがいが感じられるのがすごい素敵です。
変な客や警察との絡みなど、本当にコメディ調で書かれているのでもう最高。
このシリーズ、実はたくさんあって、交通誘導員や派遣添乗員、翻訳作家、保育士、銀行員、ディズニーキャストなどなど、実に様々な職種の方が本を書かれています。
つまり?
永遠に、読める。
魔法のてぬきおやつ・料理
みなさん、はてなブロガーのてぬキッチンさんをご存じでしょうか。
こちらの方なのですが下
この人は本も五冊出版されていまして、めっちゃ売れてます。バカリズムの家事野郎っていう番組なんかでもよく取り上げられていますよ。
そんな本に入ってるのは、めっちゃ簡単でめっちゃうまい料理ばかり! 料理初心者でも簡単なので、作るときはずっと重宝しております!
料理作り、お菓子作りの際はぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?
週刊ベースボール
番外編です。最近というか、ずっと読んでます。
やっぱり野球雑誌は週刊ベースボールしか勝たん!
さいごに
というわけで、こんかいは最近読んでるものを紹介しました。
みなさんの参考になれば幸いです!
これからもどんどん本読んでいくので、オススメを聞かれればいつでも答えられますよ。
それでは今日はこの辺で! 次回もよろしくお願いします! 最後まで読んでくださりありがとうございました!